岩田建築アトリエ『小さな平屋』

岩田建築アトリエ『小さな平屋』

今回の建築作品インタビューでは、岩田建築アトリエの岩田和哉さんが手がけた作品『小さな平屋』をご紹介します。

『小さな平屋』の計画の重要なポイントとなっているのは、南面に設けられたFRPグレーチングによる吊り戸です。これは日射しの制御しながらの風通しの確保、防犯、プライバシーの確保、夏の夜に窓を明けながら寝るために……等々、様々な効果を与えています。
国産くるみ材のフローリング、大理石漆喰による壁、イケアのキッチンや照明等、クライアントの夢が詰まった、実は小さくない「小さな平屋」となっています。

小さな平屋01

1.施主さんとの出会い

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

自社のホームページをご覧になってお問い合わせいただきました。

Q.施主さんの問い合わせの動機はどのようなものでしたか?

過去の建築作品のテイストを気に入っていただいたため。

Q.施主さんは初期問い合わせ時にどのくらいの情報量(知識)をお持ちでしたか?

他の建築事務所も回って情報収集していた状態でした。

Q.最終的な決め手は何でしたか?

当時、まだ若手であった私への可能性(熱意)を感じていただいたようです。竣工後に、クライアントのブログにより知る事になりました。

小さな平屋02

2.契約に至るまで

Q.契約までに要した打合せ回数は大凡合計何回になりますか?

4回です。

Q.初回の打合せでどのような要望がありましたか?

家族が程よい距離感で生活できる空間構成です。

Q.図面などの具体的な提案は何回ほど行いましたか?

2回です。

Q.この物件の設計監理契約に至るまで特に苦労したポイントはどこですか?

プライバシーと防犯性を兼ねた、FRPグレーチングの吊戸のイメージを共有していただく事です。

Q.施主さんがこの物件の設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

生活リズムの違う家族の距離感。プライバシーの確保。夜間に窓を明けたまま寝られる防犯性です。

小さな平屋03

3.実施設計から工事まで

Q.見積もりは何回ほど提出しましたか? また、複数の工務店から相見積もりを取りましたか?

3回です。相見積もりはとりませんでした。

Q.キッチン、バス・トイレ、照明など、各種メーカー選定はどのように行いましたか?

キッチンや洗面所の設備に関しては、イケアのキッチン採用が決まっていましたので、イケアの店舗まで一緒に出向いて担当と打合せを重ねました。

Q.この資材を使って欲しいなど特殊な要望はありましたか?

設置したい照明器具を具体的に提示いただきました。

Q.施主さんがこの物件の実施設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

照明計画です。

Q.工事に際し、ご近所トラブルなどはありませんでしたか?

特にありませんでした。

小さな平屋04

4.工事から完成まで

Q.工事〜完成までどのくらいの期間を要しましたか?

6ヶ月程度です。

Q.工事に入った後に施主さんから追加の要望はありましたか?また、それは実施されましたか?

特にありませんでした。

Q.この物件の工事時に一番大変だった所はどこですか?

FRP吊戸の収まりです。

小さな平屋05

5.完成から入居後について

Q.初期不良の相談はありましたか?

特にありませんでした。

Q.何年かしてから経年劣化が現れた所はありましたか?

デッキ材の変色です。

Q.施主さんと完成後に個人的に会ったりなど関係性は続いてますか?

たまに連絡がある程度です。