山本嘉寛建蓄設計事務所『閑かな家』

山本嘉寛建蓄設計事務所『閑かな家』

今回の建築作品インタビューでは、山本嘉寛建蓄設計事務所の山本嘉寛さんが手がけた作品『閑かな家』をご紹介します。

若いご夫婦と文鳥、めだかが暮らすマンションの一室。簡潔な床座の生活に慣れたお施主様から、ダイニングテーブルやソファを置くLDKワンルームは気積が大きすぎて落ち着かないとのお話を伺い、小上がり・寝室・水廻りから成る3つのまとまりを微かな隙間を取りながら据えることで、身体的なスケール感と奥性のある空間を創りました。
素材は木材とセメント。あとは塗装仕上げ。縁取った開口部から入ったやさしい光が室内に満ちる閑かな佇まいとなりました。

閑かな家01

1.施主さんとの出会い

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

自社のホームページと掲載雑誌です。

Q.施主さんの問い合わせの動機はどのようなものでしたか?

過去の設計事例を見てイメージが近かったこと、奈良県での案件が多いことがきっかけでした。

Q.施主さんは初期問い合わせ時にどのくらいの情報量(知識)をお持ちでしたか?

かなりの専門的知識を持っていらっしゃいました。お施主様は建築関係にお勤めの方だったので、建築基準法上の取扱や断熱性能など、設計実務レベルでの質問をいただきました。図面を見ていただくだけでイメージを共有できたり、専門用語でのやりとりが可能であったり、と楽な面もあり、特別苦労したということはありません。

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どうすれば既成概念に囚われず、シンプルに、今日的に、より良い建築を世の中に増やすことがことができるか、を常に考えながら設計を行っています。一見マイナスと思われるような条件や制約の中にも無限の可能性があります。 あんなこともしたい、こんなこともしたい、 建主さまの色々な可能性を一つの空間に練り上げることが私共の楽しみです。