中川龍吾建築設計事務所『宮坂の家』

中川龍吾建築設計事務所『宮坂の家』

今回の建築作品インタビューでは、中川龍吾建築設計事務所の中川龍吾さんが手がけた作品『宮坂の家』をご紹介します。

『宮坂の家』は、世田谷区内の閑静な住宅地に建つ木造住宅です。
敷地南側にアパートが建ち、東と西には隣家が接近し、北側が道路に面する南北にやや細長い敷地です。家づくりにあたって建て主の方が最も要望されたのは、 「陽当たりの良くない敷地ではあるが、明るく陽差しを感じる家」「日常の生活の場は1階だけで過ごせる家」「まだ小さなお子様の様子を家のどこにいても把握できる家」というものでした。
そこで、南側に向いた家ではなく、空を意識した家を考えました。家の中央部に2坪分程度の吹抜(トップライト)を設け、ここから全ての部屋に光を採り入れると共に、風が抜け、各室の自然な換気がとれる家としました。

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1.施主さんとの出会い

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

自社のホームページです。

Q.施主さんの問い合わせの動機はどのようなものでしたか?

陽当たりのあまり良くない敷地に対する住宅メーカーからのプラン提案に満足ができず、設計のプロに相談したい、ということから問合せをいただいたものです。

Q.施主さんは初期問い合わせ時にどのくらいの情報量(知識)をお持ちでしたか?

住宅メーカーや展示場などをある程度回って情報集めをしていた状態でした。

Q.施主さんの最終的な決め手は何でしたか?

住宅メーカー数社からプラン提案は受けておられましたが、設計事務所はこちらが初めてでした。陽当たりのあまり良くない敷地において、合理的に家の内部全体に自然光を採り入れる提案をしたことが決め手だったようです。

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2.契約に至るまで

Q.契約までに要した打合せ回数は大凡合計何回になりますか?

3〜4回程度です。

Q.初回の打合せでどのような要望がありましたか?

敷地の北側以外が全て隣家が隣接した南北に細長い敷地にあって、明るく風通しの良い住まいをつくりたいということが最も重要なご要望でした。。

Q.図面などの具体的な提案は何回ほど行いましたか?

5回程度です。

Q.この物件の設計監理契約に至るまで特に苦労したポイントはどこですか?

特に苦労というものはありませんでした。

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3.実施設計から工事まで

Q.見積もりは何回ほど提出しましたか? また、複数の工務店から相見積もりを取りましたか?

3回程度です。相見積もりも取りました。

Q.キッチン、バス・トイレ、照明など、各種メーカー選定はどのように行いましたか?

キッチン、バス、トイレは建て主さんがショールームにて選定。それ以外の設備機器類、仕上材等は全て設計者側から提案をしました。予算的に断念したことは特にありません。

Q.この資材を使って欲しいなど特殊な要望はありましたか?

特にありませんでした。

Q.施主さんがこの物件の実施設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

各所の収納です。

Q.工事に際し、ご近所トラブルなどはありませんでしたか?

特にありません。

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4.工事から完成まで

Q.工事〜完成までどのくらいの期間を要しましたか?

7ヶ月程度です。

Q.工事に入った後に施主さんから追加の要望はありましたか?また、それは実施されましたか?

軽微な追加要望はありました。全て実施しています。

Q.この物件の工事時に一番大変だった所はどこですか?

特別に施工が難しい設計内容はなかったと思います。ただ、私の設計手法として逃げのない納まりが多いことは、施工者としては気が抜けないものかと思います。

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5.完成から入居後について

Q.初期不良の相談はありましたか?

特にありませんでした。

Q.何年かしてから経年劣化が現れた所はありましたか?

経年劣化として顕著な部分はありませんでした。

Q.施主さんと完成後に個人的に会ったりなど関係性は続いてますか?

たまに連絡がある程度です。

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家づくりにおける建て主さんの最大のご希望は、自分たちの夢や希望を叶えた「いい家」をつくることです。 「いい家」づくりに特に重要なこと、そして私が特に重要視していることは、住まいづくりにはさまざまな要素がありますが、 「充分なコミュニケーション」 と、これをベースとした 「住みやすく整理されたプラン」 だと考えています。