ヨコイツトム建築設計事務所『2つの中庭を持つ家』

ヨコイツトム建築設計事務所『2つの中庭を持つ家』

今回の建築作品インタビューでは、ヨコイツトム建築設計事務所の横井努さんが手がけた作品『2つの中庭を持つ家』をご紹介します。

『2つの中庭を持つ家』は、市街化調整区域内の住宅が建ち並ぶ地域の住宅です。月極駐車場が近くにあり、どの時間帯でも比較的人通りがある場所ということもあり、視線を閉じつつ外部の様子がわかるように穴あきブロックを採用しました。
日中は、道路(明るい)→ポーチから穴あきブロックをフィルターとして(暗い)→中庭(明るい)→室内(暗い)というように、交互に明暗があることで室内までの視線が入らないようにしています。夜は、穴あきブロックと中庭の植栽により、内部が見えにくくなっているのも特徴。穴あきブロックは防犯面も考慮しつつ、中庭からの通風を確保しています。
各部屋からは、中庭を眺めることができ、植物や空を感じながら心地よく生活できる空間としています。

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1.施主さんとの出会い

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

知人の紹介です。

Q.施主さんの問い合わせの動機はどのようなものでしたか?

過去の実績をご覧になったことがきっかけです。

Q.施主さんは初期問い合わせ時にどのくらいの情報量(知識)をお持ちでしたか?

土地や資金面など条件面をある程度決めている状態でした。

Q.施主さんの最終的な決め手は何でしたか?

シンプルで使いやすいデザインと庭との関係性の良さです。

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2.契約に至るまで

Q.契約までに要した打合せ回数は大凡合計何回になりますか?

3回程度です。

Q.初回の打合せでどのような要望がありましたか?

防犯性の高い住宅です。

Q.図面などの具体的な提案は何回ほど行いましたか?

10回です。

Q.この物件の設計監理契約に至るまで特に苦労したポイントはどこですか?

スケジュールがタイトだったので、設計期間を極力短くしたことです。

Q.施主さんがこの物件の設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

できるだけコンパクトで使いやすい住宅です。

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3.実施設計から工事まで

Q.見積もりは何回ほど提出しましたか? また、複数の工務店から相見積もりを取りましたか?

減額見積を含めて、3回です。相見積もりも取りました。

Q.キッチン、バス・トイレ、照明など、各種メーカー選定はどのように行いましたか?

空間に合わせてご提案し、そこから好みの詳細を確認して変更しました。造作のお風呂としたかったのですが、断念しユニットバスとしました。

Q.この資材を使って欲しいなど特殊な要望はありましたか?

住んでいるアパートの収納と各部屋の収納を同じように使える間取りにしたいということでした。

Q.施主さんがこの物件の実施設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

各部屋と中庭との関係です。

Q.工事に際し、ご近所トラブルなどはありませんでしたか?

特にありません。

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4.工事から完成まで

Q.工事〜完成までどのくらいの期間を要しましたか?

5ヶ月程度です。

Q.工事に入った後に施主さんから追加の要望はありましたか?また、それは実施されましたか?

棚板の追加と駐車場の塀の位置を少しずらしました。

Q.この物件の工事時に一番大変だった所はどこですか?

外壁がスパンドレルの目地なしで、施工手間がかかるのと角部分の納めをすっきり見せるために板金屋さんと検討を重ねました。

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5.完成から入居後について

Q.初期不良の相談はありましたか?

特にありませんでした。

Q.何年かしてから経年劣化が現れた所はありましたか?

クロスの継ぎ目が目立つようになり、補修しました。

Q.施主さんと完成後に個人的に会ったりなど関係性は続いてますか?

続いています。