エヌスペースデザイン室『狭小住宅リノベーション』

エヌスペースデザイン室『狭小住宅リノベーション』

今回の建築作品インタビューでは、エヌスペースデザイン室の佐藤直子さんが手がけた『狭小住宅リノベーション』をご紹介します。

『狭小住宅リノベーション』は、述べ25坪の中にビルトインガレージまである街中戸建のリノベーションです。ユニットバスの入らない浴室スペースはトイレと洗面を合わせて、ホテルのようなイメージにしました。二間続きの和室だった2階の部屋を広々感じるLDKとしています。2009年インテリアコーディネーションコンテスト支部長賞受賞。

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1.施主さんとの出会い

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

工務店からのご紹介でした。

Q.施主さんの問い合わせの動機はどのようなものでしたか?

ハウスメーカーに相談に行ったが思うようなプランにならなかったからとのことでした。

Q.施主さんは初期問い合わせ時にどのくらいの情報量(知識)をお持ちでしたか?

住宅メーカーや展示場などをある程度回って情報集めをしていらっしゃいました。

Q.施主さんは他にはどのような選択肢をお持ちでしたか?

住宅メーカーでは新築案しか提示されず3階建てプランで狭くて高額になったと聞いています。

Q.施主さんの最終的な決め手は何でしたか?

リノベーションするという発想が決め手となりました。

狭小住宅リノベーション02

2.契約に至るまで

Q.契約までに要した打合せ回数は大凡合計何回になりますか?

10回程度です。

Q.初回の打合せでどのような要望がありましたか?

敷地が狭いが、駐車場と広い空間が欲しいという要望がありました。

Q.図面などの具体的な提案は何回ほど行いましたか?

1回です。

Q.この物件の設計監理契約に至るまで特に苦労したポイントはどこですか?

既設建物が古く傷んでいたため、どう補修するかという点と、駐車スペースの確保と構造上の耐力を出すための工夫です。

Q.施主さんがこの物件の設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

キッチンや照明の選択です。

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3.実施設計から工事まで

Q.見積もりは何回ほど提出しましたか? また、複数の工務店から相見積もりを取りましたか?

数回行いました。相見積もりは取っていません。

Q.キッチン、バス・トイレ、照明など、各種メーカー選定はどのように行いましたか?

浴室はユニットバスのスペースが取れないためトイレ洗面とあわせ、ホテルっぽく在来工法にしました。トイレはTOTO、アクセサリーはカワジュンを採用しています。

Q.この資材を使って欲しいなど特殊な要望はありましたか?

特にありませんでしたが、アクセントにシナ合板に間接照明としました。また、夏の花火が観たいので屋上が欲しいとのことでしたので、キャットウォークから小さなベランダ風屋上に出られるようにしました。

Q.施主さんがこの物件の実施設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

キッチンとその照明。同行したのは1回ですが、何度かショールームに通っていただいたようです。

Q.工事に際し、ご近所トラブルなどはありませんでしたか?

特に大きなトラブルなどはありませんでした。

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4.工事から完成まで

Q.工事〜完成までどのくらいの期間を要しましたか?

3ヶ月ほどです。

Q.工事に入った後に施主さんから追加の要望はありましたか?また、それは実施されましたか?

階段手すりをオレンジに塗って欲しいということで実施しています。

Q.この物件の工事時に一番大変だった所はどこですか?

既設の建物の傷み具合がひどかったため柱を抱き合わせたり、無筋基礎のため内部に基礎を追加しました。

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5.完成から入居後について

Q.初期不良の相談はありましたか?

発生していません。

Q.何年かしてから経年劣化が現れた所はありましたか?

工務店経由で行っています。

Q.施主さんと完成後に個人的に会ったりなど関係性は続いてますか?

続いていません。