Ju Design 建築設計室『m-邸/ww』

Ju Design 建築設計室『m-邸/ww』

今回の建築作品インタビューでは、Ju Design 建築設計室の髙橋純也さんが手がけた『m-邸/ww』をご紹介します。

『m-邸/ww』は、施主さんが間取りを考えられていたところから計画が始まりました。その考えを基にアドバイスをしながら平面を修正し、外観を作っていきました。二つの羽(w wing)を持つような外観は小屋裏をもつ2つのエリアの間に吹き抜けのあるLDKがあることから生まれました。テラスを囲うように平面が構成しています。格子状のパーティションを外部空間に設置して、プライバシーを守りながら風を取り入れるようにしています。

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1.施主さんとの出会い

Q.まずは手がけられた物件についてご紹介ください。

相談された時にお施主様が間取りを考えられていたので、その間取りを基に提案をさせていただきました。
コの字型でウッドデッキを囲うお施主様の間取りを残しながら、ウッドデッキを活かすためのつながり方や、有効スペースを広げる為に無駄なスペースを減らす提案をさせていただきました。
南側は畑を挟んで古くなった平屋の家が建ち並んでいたので、プライバシーを守りながらウッドデッキを内部空間の延長として使えるように、格子状の引違い戸を外部に設置しました。各部屋はウッドデッキに開くことができるので建物の周りはあまり大きな窓がなく、南側は屋根が下りてくるような形となっています。
外観は二つの羽(w wing)を持つような形状をしていますが、小屋裏をもつ2つのエリアの間に吹き抜けのあるLDKを作ったことででき上がりました。北側に建つ隣家へ影を落としにくいようにすることも配慮していたので、有効な形になったと思います。

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

施工業者からの相談です。

Q.施主さんの問い合わせの動機はどのようなものでしたか?

施工業者からの相談で提案させていただいたことが決め手になったと思います。

Q.施主さんは初期問い合わせ時にどのくらいの情報量(知識)をお持ちでしたか?

住宅メーカーや展示場などをある程度回って情報集めをしていらっしゃいました。

Q.コンペはご希望でしたか?

数社にプラン、見積りを取っていらっしゃいました。

Q.施主さんの最終的な決め手は何でしたか?

コストのこともありますが、ご自身の描いていらっしゃったプランに提案を加えられたことがよかったように思います。

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2.契約に至るまで

Q.契約までに要した打合せ回数は大凡合計何回になりますか?

4回程度です。

Q.初回の打合せでどのような要望がありましたか?

希望の間取りを持ちながら、個性的な外観にしたいというご要望がありました。

Q.図面などの具体的な提案は何回ほど行いましたか?

2回程度です。

Q.この物件の設計監理契約に至るまで特に苦労したポイントはどこですか?

他社の物件よりも魅力的に思っていただく事です。

Q.施主さんがこの物件の設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

ウッドデッキとLDKの位置関係です。

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3.実施設計から工事まで

Q.キッチン、バス・トイレ、照明など、各種メーカー選定はどのように行いましたか?

主にはお施主様の意向を採用いたしました。

Q.この資材を使って欲しいなど特殊な要望はありましたか?

ご希望の間取りがあったことです。

Q.施主さんがこの物件の実施設計で一番重要視したこだわりはどこですか?

ウッドデッキに向かうコの字型のプランです。

Q.工事に際し、ご近所トラブルなどはありませんでしたか?

特に大きなトラブルなどはありませんでした。

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4.工事から完成まで

Q.工事〜完成までどのくらいの期間を要しましたか?

6か月ほどです。

Q.工事に入った後に施主さんから追加の要望はありましたか?また、それは実施されましたか?

完成間際に横殴りの雨が降ったことがきっかけで、低い位置に玄関ひさしを追加しました。

Q.この物件の工事時に一番大変だった所はどこですか?

樋(とい)の納まりです。

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5.完成から入居後について

Q.初期不良の相談はありましたか?

発生していません。

Q.何年かしてから経年劣化が現れた所はありましたか?

特にありません。

Q.施主さんと完成後に個人的に会ったりなど関係性は続いてますか?

続いています。

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家づくりは楽しいものであってもらいたい。未来を想像して家族にあったカタチを作り上げる夢の具現化です。理想を持った空間はきっと楽しい空間になります。 「この場所で何をするか」、「そこに立って何を見るか」、「時間と共にどのように変化していくか」、「居場所はどこにあるか」 etc...色々なことを想像してみてください。 今上げた例えは実はすべて居場所に関することです。実際に理想はと聞かれると、大きさや部屋数、こんな雰囲気がということを思い浮かべる方が多いと感じます。居場所というのはなかなか考えるのが難しいことのようです。 その居場所づくりをすることが、僕が建築で大切にしている役割です。どのように生活が営まれるか、空間のつながり方やそこから見える姿をイメージしながらその中に居場所という付加価値を落とし込んでいきます。 家を建てることは人生の中で生活が大きく変わる分岐点です。楽しく生活するための居場所づくりのお手伝いが出来ると幸いです。