面倒すぎるフローリングの拭き掃除……「重曹水放置」で掃き取りかんたん床掃除術!

見た目がおしゃれなフローリング。最近の洋室は、賃貸・持ち家にかかわらずカーペットよりもフローリングの床を持つ部屋が中心の物件が多くなっているようです。

掃除がしやすい!フローリング

フローリングの床が増えているのは、見た目のおしゃれはもちろんのこと、全体に掃除機をかけたりモップで一拭きすればサッときれいにできる「掃除のしやすさ」というメリットがあるからともいえます。
カーペットに比べると、ホコリを吸いにくくダニの温床にもなりにくいイメージも、普及に拍車をかけているのではないでしょうか。
また、落ちたホコリや付いた汚れが目に付きやすいことから、「あっ!すぐに掃除しとこう」という気持ちにつながりやすいのも、隠れたメリットといえるでしょう。

掃除が気になる……フローリング

ただしホコリや汚れが目に付きやすいということは、毎日のお掃除が欠かせないということでもあります。
カーペットなら、少々の汚れはホコリと共に毛足がカバーしてくれます。しかしフローリングに付いた汚れは隠しようもなくモロ見えですから、「掃き掃除」または「掃除機をかける」だけでは、床をきれいに保つことが困難です。

拭き掃除が欠かせない!フローリング

すなわちフローリングの掃除では、どうしても拭き掃除が必須になります。
とはいえ「拭き掃除が大好き!」という人は、おそらく少数派。大多数の「掃除はめんどくさい」「できれば掃除したくない」という「掃除嫌い」にとっては、フローリングの拭き掃除が悩みの種になりがちです。
掃き掃除なら、長い柄付きのマイクロファイバークロスや掃除機が使えますし、最近、普及がすすみつつあるロボット掃除機なら、全自動でホコリをきれいに取り除いてくれます。しかし拭き掃除となるとそうはいきません。

重曹で!拭き掃除いらずの掃除術

そこで紹介したいのが、フローリングの床に付いた汚れを拭かずに掃き取る「重曹水放置&掃き取り掃除術」。用意するのは重曹水と、重曹水を入れるスプレーボトル、長い柄付きのマイクロファイバークロスです。
ただし掃除にかかる時間は、数時間以上と長めになります。長めになる理由は、使った重曹水が汚れを浮かし、乾くまで放置する必要があるからです。
またファイバークロスには、掃き掃除用と拭き掃除用がありますが、重曹水放置&掃き取り掃除術、家庭にストックされていることが多く、単価も安い掃き掃除用で十分です。
実は「長い柄」も必要ありませんが、ここでは立ったままで汚れを掃き取りたいところ。できれば用意してください。

ぬるま湯に溶かした「重曹水」を用意

用意する重曹水は、床が10畳までのフローリングなら、200ミリリットル程度。スプレーボトルに25〜30℃くらいのぬるま湯を用意し、重曹小さじ1杯〜2杯を入れてよく振り溶かします。
夏場なら、水道水でも25℃くらいになっていますから、ぬるま湯としてそのまま使うことができます。
ただし、熱くなるまで沸かしたお湯を使うのは避けましょう。重曹の成分が活性化し過ぎることで強いアルカリ性になり、重曹水が肌に触れるとかぶれるなどの異常をもたらすことがあります。

汚れの位置と出口の把握

さっそく、掃除に取りかかりましょう。数時間以上かかりますから、重曹水が乾くまでの時間を考慮して、出勤や買い物などのお出かけ前に掃き掃除を済ませ、それから「重曹水放置&掃き取り掃除術」をスタートさせるとよいでしょう。
まずは、床をざっと見渡して、フローリングに付いた汚れの位置を把握します。把握ができたら、部屋の出口に最も遠い汚れから順に、用意した重曹水を1〜2回、ざっとスプレーしていきます。
汚れの位置を把握しておかないと、重曹水スプレー済みの汚れに取り囲まれてしまい、部屋から出るにも出られなくなりますから注意してください。

冷暖房の併用も効果的

あとは簡単。フローリングの床とスプレー済みの重曹を放置して、そのまま部屋を出てください。重曹水が乾くまで待つのみです。外出してもいいですし、別の部屋で待つという手もあります。風通しを良くしたいので、部屋を閉め切る必要はありません。
ただし夏場や冬場の冷暖房シーズンには、エアコンをかけたまま部屋を閉め切り、放置する方が効果的です。

重曹の効果で汚れが粉状に!

さて数時間がたちました。スプレー済みの汚れをチェックしてみましょう。このとき、長い柄付きのマイクロファイバークロスを用意します。小さな汚れなら重曹の効果で、乾いた粉状に変化してフローリングの床上に浮いているはずです。サッと掃き取ってしまいましょう。
大きな汚れはかさぶた状になっていますが、ファイバークロスでつぶしてやれば粉状になります。同様に掃き取ってしまいましょう。
残念ながら、大きく分厚い汚れになると、重曹の力を借りてもフローリングの床から浮かすことができません。ここはグッと我慢して、ぞうきん等で拭き取る作業が必要になります。

毎日のフローリング床掃除にも!

なお汚れ残りが少ない比較的きれいなフローリングにも、「重曹水放置&掃き取り掃除術」は有効です。用意した重曹水を出口に遠い場所から出口に向かって後ずさりしながら床にスプレーし、同じように乾くまで放置します。
乾いたら、全体にマイクロファイ-バークロスか掃除機をかけます。台所から飛び散った細かい油汚れや足の裏から移った皮脂汚れの程度なら、それぞれ十分きれいにすることができます。

今回は、フローリングの床掃除に必須な「拭き掃除」を掃き掃除に変えてしまう「重曹水放置&掃き取り掃除術」をご紹介しました。ぜひお試しください!