武藤圭太郎建築設計事務所『RENOVATION M』

武藤圭太郎建築設計事務所『RENOVATION M』

今回の建築作品インタビューでは、武藤圭太郎建築設計事務所の武藤圭太郎さんが手がけた作品『RENOVATION M』をご紹介します。

『RENOVATION M』は、修前は1K(ワンルーム+キッチン)2世帯分だった、RCの賃貸住宅の界壁を取り壊し、1つの居住空間として、リノベーションしました。
バルコニーが無い建物だった為、クライアントから洗濯干し場が欲しいという要望が有りました。この建物は2面が道路に接している為、大きな開口部が沢山有りました。
そこで、道路に面する外周部に沿って、庭の様な縁側の様な外部的な空間を作りました。この空間は庭としての雰囲気を持ちながら、バスルーム、洗濯物干場、ワークスペース、寝室と繋がっています。これらの庭の様な空間がリビングをぐるっと取り囲む事によって、コンパクトなリビングのスペースに奥行き感をもたらしています。
これらの庭の様な空間がリビングをぐるっと取り囲む事によって、コンパクトなリビングのスペースに奥行き感をもたらしています。光を透過するカーテンを開口部だけでなく壁面全体にしつらえる事によって既存のサッシュの雑然とした雰囲気を解消して、光の質を柔らかくしています。
リビングの側にもカーテンを設ける事で、外からのプラバシーを確保しながら、朝もやの様な幻想的な雰囲気をつくりました。
ローコストの改修でしたが、50年前の荒々しいコンクリートの既存のテクスチャーを所々残し、開口部の多いこの建物を生かしながら、明るく、実際の広さ以上の開放感を持った空間に仕上がりました。

RENOVATION M01

1.施主さんとの出会い

Q.施主さんはどのような経路で問い合わせて来られましたか?

自邸です。

Q.どのような点に苦労しましたか?

自分達が出た後に賃貸にして利用する計画だったため、その点を考慮することに苦労しました。